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研究科概要

グローバル・スタディーズ研究科は、グローバル化に関する諸問題を扱う世界有数の研究教育機関として、日本の首都・東京から優れた研究を発信し続けています。

理念

グローバル・スタディーズ研究科は、グローバル化に関する革新的な知見を産み出す研究科です。ナショナリズム、開発、国際紛争、宗教、市民社会、人種と民族、ジェンダー、世界の文学と演劇、移民・難民、国際マーケティング、国際ビジネス、IT化、グローバル消費文化、環境問題などに関する問題について学究を深めています。理論的、実証的、政策提言型、あるいは社会活動との連携など様々なアプローチを採用し、これらの諸問題について、人文学と社会科学の垣根を超えた学際的な取り組みを行っています。グローバル化に起因する諸種の問題に正面から立ち向かい、解決に向けて独創的かつ柔軟に取り組むことができる人材を育成することがグローバル・スタディーズ研究科の使命です。

沿革

グローバル・スタディーズ研究科は、1913年にカトリック・イエズス会の要望のもと創設された上智大学の国際的・人道的な理念、すなわち人間としての尊厳、平等と社会正義、文化の多様性、運命共同体としての全人類への責任を共有しています。

上智大学は、外国語教育、国際関係論・地域研究、日英両語を用いて行うバイリンガルプログラムの実施、外国人留学生の受け入れを先駆的に行い、建学当初から日本の高等教育の国際化を牽引し続けています。今日では、多様なバックグランドを持つ教員と学生とともに、高水準でありながら中規模を保つ研究教育機関としての地位を築いています。また、本学は日本政府文部科学省が推進する「スーパーグローバル大学」の支援をうけており、大学教育の一層の国際化をすすめています。

グローバル・スタディーズ研究科の構想は、1999年、当時の国際関係論と地域研究の教員有志の間で始まりました。人文・社会科学双方における方法論的ナショナリズムを乗り越えるグローバル・スタディーズという新興の研究領域に、現代世界で生じる諸現象の複雑さを包括的に理解するための可能性を感じたのです。2002年に、「地域立脚型グローバル・スタディーズの構築(AGLOS)」として文部科学省21世紀COEプログラムに採択され、新研究科設立のための一歩を踏み出しました。

グローバル・スタディーズ研究科は、それまで独自に研究をおこなってきた、国際関係論専攻、地域研究専攻、グローバル社会専攻(前・比較文化専攻)の3専攻を組み合わせ発展させた研究科として2006年にスタートしました。各専攻の国際的評価と研究機関としての70年を超える経験は、研究科のその後の発展の礎となっています。2021年には、研究科は新たに「国際協力学専攻」を加えた4専攻体制で更なる飛躍を目指します。

研究科組織

上智大学グローバル・スタディーズ研究科は、70名を超す教員と30か国以上から集まったおよそ200人の国際色豊かな大学院生で構成されています。4つの専攻のうち2つは英語で教育をおこないます。各専攻はそれぞれ専門性を有し、入試形態、科目の設置、学位授与について独自の方針を定めています。

国際関係論専攻」では、国際関係の諸側面と国際システムの諸機能について、多面的かつ総合的な研究・教育を行います。「地域研究専攻」では、アジア・中東・アフリカ・ラテンアメリカ・ヨーロッパ地域等の社会や歴史の諸側面に関して研究・教育を進めています。「グローバル社会専攻」(英語プログラム)は、日本と東アジア、そこから世界に広がるつながりを重視し、比較的視座を持つグローカル、トランスナショナルな研究を推進しています。2021年度に開設する「国際協力学専攻」(バイリンガルプログラム)では、国際経済や社会開発の分野で活動する専門家を養成していきます。

グローバル・スタディーズ研究科では上智大学におけるあらゆる研究リソースを利用することが可能です。地球環境学専攻や教育学部、その他関連分野の科目を横断的に履修することができます。本研究科における教育と研究活動をささえる研究機構として、本学にはアジア文化研究所、イベロアメリカ研究所、比較文化研究所、グローバル・コンサーン研究所、アジア人材養成研究センター、イスラーム研究センター、国際関係研究所、アメリカ・カナダ研究所、ヨーロッパ研究所などがあります。

スタッフ

2025年度 研究科委員長・研究科事務

研究科委員長:Sven Saaler 教授
近現代日本史、グローバル社会専攻

研究科事務:廣方 綾子

これまでの研究科委員長についてはこちら

2025年度 PD(特別研究員)・RA(研究補助員)

PD:Conde Amorim Samuel
地域研究専攻博士後期課程満期退学
研究テーマ:International Relations, Latin American Studies, Global Governance, Brazilian Foreign Policy, Development Studies.

RA:Edward Lugo Asis
博士(グローバル社会研究・上智大学)
研究テーマ:Migrants, Mental Health, Aging/Gerontology, Human Rights, and Global Health

RA:久永 優吾
国際関係論専攻博士後期課程
研究テーマ:司法政治学、権威主義体制論、比較政治学

RA:武田 朋佳 (2025.4-2025.8)
地域研究専攻博士後期課程
研究テーマ:イスラエルにおける超正統派の政治姿勢について

RA:Kongsawat Khoompetch (2025.9-)
グローバル社会専攻博士後期課程
研究テーマ:Politics & religion, International Political Economy, Thai politics

RA:Sta. Romana Michelle
グローバル社会専攻博士後期課程
研究テーマ:Southeast Asian politics, Philippine studies, comparative political economy, social movements, nationalism and electoral narratives

これまでのPD・RAについてはこちら