Q1 現在のお仕事について教えてください。
2019年から北海学園大学法学部政治学科で教員をしています。
博士後期課程満期退学後は、日本学術振興会特別研究員(PD)を経て、2014年からは同志社大学高等研究教育機構に勤務していました。
現在の勤務先では比較政治学をおもに担当していますが、中東政治論という科目も設置し担当しています。
Q2 大学院時代の研究テーマについて教えてください。
トルコに焦点をあて、博士前期課程・後期課程ともに政軍関係を研究してきました。トルコでは長らく政治に対する軍の影響力が強い時代が続いていました。そこで、軍がクーデタのようなかたちで政治に介入した要因について、将校らを取り巻く状況からの分析を試みました。
現在では、2000年代以降のトルコの政治状況、とりわけ民主主義の進展や後退に注目した研究に取り組んでいますが、大学院時代の関心から引き続き政軍関係の変化についても分析をしています。
Q3 大学院で得られたこと、いまの仕事に活かされていることなどあれば教えてください。
自分とは異なる国や地域、分野を研究する同期や先輩・後輩と楽しく活発に交流できたことが、私が大学院で得たもっとも大切な経験だったと思います。また、そうした仲間たちと自由に議論できる雰囲気や環境が整っていたことも、とてもありがたかったと感じています。
それと同時に、先生方が開く研究会への参加などを通じて学外の研究者や大学院生と顔見知りになれたことは、いまにいたるキャリアに大きなプラスになりました。
(2023年5月掲載)