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教員紹介

グローバル・スタディーズ研究科

眞城 百華
眞城 百華 教授

マキ モモカ

  • 担当科目
    アフリカ政治社会研究1・2
  • プロフィール
     アフリカ、特にエチオピア、エリトリアを中心に歴史研究を行ってきました。院生時代は2年間エチオピアに居住し、オーラル・ヒストリーを渉猟する調査を実施しました。特に関心があるのはエチオピア北部、エリトリア南部に居住するティグライ人とエチオピア中央政府や他の民族との関係史です。近年は、70年代から80年代にかけて同地域で生じた紛争にゲリラ兵として参加した女性兵士に着目して研究を行っています。ジェンダーの視点も加味し国家と民族の関係を考察することも重要な課題です。また近年は、同時代のアフリカにおける内戦下の女性兵士の比較研究を行いたいと思い、エリトリア、南アフリカ、ジンバブウェなどでも解放闘争と女性兵士、女性兵士と女性解放思想、域内連帯と国際的連帯の動きについても研究を行っています。

     文書史料が残されない農民や女性に関してはオーラル・ヒストリー調査を行ってきましたが、他方でエチオピア、エリトリア、ソマリアなどに関して政府史料、外交史料など歴史史料を渉猟し、それに基づいた研究も行っています。

     アフリカの1地域の歴史を研究する際には、国内の諸アクターの関係に着目する分析とともにアフリカの地域、国家、民族、人々を取り巻く国際関係を同時に把握し、影響を理解することも必要となります。アフリカの一地域に着目した研究が、世界史や国際関係と深く連関してくる点を一緒に学んでいきましょう。
  • 主な出版物
    ・眞城百華「戦う女性たち―ティグライ人民解放戦線と女性」、石原美奈子編著『現代エチオピアの女たち:社会変化とジェンダーをめぐる民族誌』、明石書店、2017年、pp.146-179
    ・眞城百華「北東アフリカにおける脱植民地化と国際秩序の再編:イタリア植民地処理と地域対立の萌芽」納家政嗣・永野隆行編『帝国の遺産と現代国際関係』、勁草書房、2017年、pp.201-226.
    ・眞城百華「内戦支援からNGOへ―ティグライ女性協会の活動を中心に―」、宮脇幸生編『国家支配と民衆の力―エチオピアにおける国家・NGO・草の根社会―』、大阪公立大学出版会、2018年、pp.104-139.
    ・眞城百華『エチオピア帝国再編と反乱(ワヤネ)―農民による帝国支配への挑戦』、春風社、2021年(374ページ)、(ISBN:978-4-86110-721-4)
    ・眞城百華「混迷するエチオピア政治―アビィ政権とティグライ戦争」『世界』No.943, 2021年、pp.201-219.

    ※その他の成果物についてはResearch Mapをご覧ください。