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教員紹介

グローバル・スタディーズ研究科

山口 昭彦
山口 昭彦 教授

ヤマグチ アキヒコ

  • 担当科目
    中東政治史研究1・2
  • プロフィール
     近世から近代の中東地域の歴史を専門としています。この地域に関心をもちはじめたのは、中学生の頃だったと記憶しています。テレビで報道されるイラン革命やパレスチナ問題関連のニュースになんとなく関心がわきました。自覚的に中東地域を研究対象としたのは、大学入学後、アジア研究の学科に進学してからです。なかなか研究テーマが見つけられずにいましたが、学部3年の時、あるトルコ映画を見てクルド人という少数派の存在を知り、「これだ」と思いました。卒業論文では、イランのクルド人たちが第2次世界大戦中からその直後にかけて繰り広げた自治要求運動を取り上げました。大学院に進学後、前近代のイラン史を専門とする演習に参加しているうちに近世のクルド社会にも徐々に関心が広がってきました。史料が限られているうえに自分の研究視角もなかなか定まらず、暗中模索の時期もありましたが、最終的に、イランの場合を例としてクルド社会と国家との関係やクルド社会内部の権力構造が近世から近代にかけどのように変化してきたのかを明らかにすることをライフワークに定めました。最近になってようやく自分なりの歴史像が焦点を結びはじめたという手応えを感じています。演習では、特定の史料を選んでじっくり読むこと、それによって時空を超えてさまざまに想像をめぐらす楽しさを共有することを目的としています。
  • 主な出版物
    ・山口昭彦(編著)『クルド人を知るための55章』明石書店、2019年
    ・山口昭彦「「イランのクルド」とサファヴィー朝の「強制」移住政策」『アジア・アフリカ言語文化研究』93号(2017年3月)
    ・山口昭彦「周縁から見るイランの輪郭形成と越境」山根聡・長縄宣博(編)『越境者たちのユーラシア』ミネルヴァ書房、2015年
    ・山口昭彦「離散と越境のクルド人」駒井洋(監修)・宮治美江子(編集)『中東・北アフリカのディアスポラ』(叢書グローバル・ディアスポラ3)明石書店、2010年5月10日

    ※その他の成果物についてはResearch Mapをご覧ください。